こんにちは、アロハ父さんです。
ソフトバンクG 孫正義さんの大ファンで、家族で1,800株を保有しています。
まだ買い増す予定です。
ソフトバンクGは、戦略的投資会社として主に未上場のAIカンパニーに投資をしています。
2020年春先より、運用子会社であるSB Northstarを通じて、上場企業への投資を開始しました。
上場企業の中には、GAFAのような巨大企業も含まれています。
なぜ今さら上場企業に投資し始めたのかな?
今回、この点について私なりの考察をしてみたので紹介したいと思います。
趣味ブログで、完全な妄想記事であることをご容赦下さいw
ソフトバンクGがAmazonの筆頭株主になる日が訪れるか
結論として、私が考えていることは、将来的にソフトバンクGがAmazonの筆頭株主になるのではないかということです。
AI革命の本命は上場企業にあり
ソフトバンクGは、上場株運用子会社であるSB Northstarを通じて、2020年よりAmazonに出資しています。その金額は約63億ドル。
なんで今さら!?
資産売却が予定よりも進んで現金が余っていること、また、アリババに偏りすぎた資産の多角化をすすめるため、ということみたい。
しかし、孫さんのことなので、そんな単純な話ではなく、私はもっと大きな戦略があるのではないかと想像しています。
上場株の投資先は、Amazonなどの大型株ばかりなので、ビジョンファンドのように何十パーセントも保有することは考えていない。
数パーセントでも、CEOは知り合いばかりなので、シナジーは出せると思う。
うーん、そうなのかなぁ。。。
本命中の本命、といっておきながら、そこを獲りに行かない人には見えないなあ。
ビジョンファンドが大成功したら?
2019年6月の株主総会で、孫さんは以下のスライドを出しています。
投資先の成長によって、最初の10年間はIRR 35%、その次の10年間は少し鈍ってもIRR 26%だとすると、20年間で株主価値は200倍になる、と。
このあとのスライドで、「さすがに現実味が、、、」ということでIRR 19%で試算していましたが、私は上記の数字は、本当に狙っているのではないかと思っています。
ホラはホラでも、本気の大ボラ(ビッグビジョン)だ!
下記の表に、2019年の孫さんのプレゼンをもとにした、毎年のソフトバンクGおよびAmazonの時価総額(それぞれ表の左端、中央)を推定し、Amazonの筆頭株主(時価総額の12%*)になる金額を算出しました。
SBGの時価総額は、2021~2029年でIRR 35%、2030~2039年でIRR26%と仮定、Amazonの時価総額は、IRRを15%と仮定。(オペレーティング会社でIRR 15%は十分立派だと思うので15%と仮定。)
*Amazonの筆頭株主になるための保有比率12%は、現在のAmazonの筆頭株主はジェフ・ベゾスの保有率11.1%を参照。
2020年、Amazon時価総額の12%である20兆円で、筆頭株主になることができます。
アリババなどの資産を売却するなど、本気出したら、筆頭株主にはなれるみたいね。ただ、時価総額の10%増しのお金が必要なので、かなり無理があるな。
2030年、このときSBGの時価総額は338兆円になっています(と期待)。
Amazonの筆頭株主になるには83兆円が必要であり時価総額の0.25倍です。2020年よりは余裕あるものの、これでも結構無理しないとだめですね。
2035年を見てみると、SBGの時価総額は1073兆円ととんでもないことになっていますが、Amazonの筆頭株主になるため必要なコストは166兆円です。
これは、SBGの時価総額の0.15倍(15%)程度であり、現実味はあるかなと思います。
確かに、NVIDIAがArmを買収することになったけど、そのときの買収金額もNVIDIAの時価総額の15%程度だったもんね。4兆円だったっけ?
そうです。166兆円というと途方もない金額に見えますが、時価総額1000兆円超えなら、資産を担保にそれくらい資金調達できるのではないかと思います。
筆頭株主になれば相当な影響力を発揮できるし、圧倒的なNo.1を狙う孫さんなら、これくらい考えていると思うなぁ。。。
あとから一気に大金を払うのではなく、現在の安いうちから少しずつ保有比率を高めていくつもりなのでは?
まとめ
今回は、SBGがAmazonの筆頭株主になる可能性について考えてみました。
ビジョンファンドが大成功すれば、理論的には、あり得ない話ではないと思っています。
IRR 35%も、会社のトップ自らが言及していることから、完全な冗談の類いではないと思います。
仮にAmazonが将来的に失速した場合でも、SBGがそのときの世界最大企業に大きな出資をして、筆頭株主として群戦略に加えてくれることを期待します。
いずれにしても、将来が楽しみですね。
それでは、アロハ!
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