こんにちは、モアナ母さんです。
屋久島でのプランを検討中の方はいますか?
屋久島といえば、縄文杉ですが、体力のある方にはぜひ、屋久島の最高峰であり九州地方の最高峰でもある、宮之浦岳の登山をおすすめします。
標高1,936mを誇る宮之浦岳は、日本の百名山の一つでもあります。
登山口~山頂間の標高差は単純に計算すると600m弱ですが、累積では倍近い登りになり、縄文杉トレッキングよりもハードな印象です。
往復7時間10分間の長旅でしたが、登山道の途中の壮大な湿原風景が広がる「花之江河」や巨大な石が転がる「投石平」など美しい風景や、ヤクシカ、ヤクシマザルなどの動物に心癒されます。
今回のレポートも参考になりましたら幸いです。
【宮之浦岳登山】屋久島の最高峰へ!淀川登山口からの登山記録
【4:10】民宿いっぱち→淀川登山口へ
4時すぎに宿を出発し、淀川登山口まで25.5㎞、1時間くらいのドライブです。
道路の脇に駐車場が整備されているのでそこに駐車しました。
20台ほど駐められるスペースがあります。(早めに行くと、駐めやすいです。)
淀川登山口で朝ごはんを食べて出発です。
【5:40】淀川登山口を出発!
標高1,360mの登山口から、1,936mの山頂を目指します。
まだ真っ暗。
昨日は、同じころ、荒川登山口から歩き出していたな~と遠い過去のようです。
昨日見た雰囲気と似ていますね、屋久島らしい!
あっ!奥の方のヤクシカと目が合いました。
朝一番、元気がでますね。
【6:15】淀川小屋(35分、標高1,380m)
無35分ほどで、淀川小屋に到着。
40人ほど宿泊できる小屋で、ここに泊まってから縄文杉までの縦走する方も多いようですね。
淀川が澄みきっています。
ずっと森の中を歩いていきます。
あっ!!!
ヤクシマザルを発見。
とてもすばしっこかったので、カメラのタイミングも一瞬。
会えてよかった!
途中、標高1,600m付近の登山道から離れたところに、巨大な岩の上にビューポイントがありました。
黒味岳方向の景色が見渡せます。
ずっと木の多い山道だったので、明るく拓けた景色にほっとします。
・・・ただ、強風にあおられました。
【7:20】花之江河(1時間35分、標高1,620m)
日本最南端の高層湿原、小花之江河。
そこから5分先の花之江河。
後ろに聳えるのは黒味岳↓
開放感があり、タイミングもよかったので休憩しました。
高磐岳の頂上に見える、豆腐岩↓
形も名前もユニークですよね。
【8:05】投石平(2時間20分、標高1,700m)
巨大な花崗岩が、地面から露出していて、いたるところに転がっています。
このあたりの稜線歩きは小刻みなアップダウンがあり、かなり身体に堪えます。
縄文杉より全然キツいです。
そんな中、おもしろい岩を探しながら、がんばりました。
【9:15】宮之浦岳山頂(3時間35分、標高1,936m)
そして、山頂へ。
昨日の疲労と合わせて、達成感が倍増です。
風が強かったですね。
360度の絶景は、見たもののみぞ知る。
標高1500m以上の山が連座します。
左から翁岳(1860m)、安房岳(1847m)、投石岳(1830m・・・ちょっと切れてる)です。↓
【9:50-12:50】下山開始~淀川登山口到着
だいぶ頂上でゆっくりしました。
眺めと達成感によってチャージされたので、下山開始。
実は下山は得意。・・・アラフォーに近づいた今は、足腰が耐えられるか分かりませんが(;^ω^)
リズム良く小刻みに降りていきます。
おっと、またヤクシカを発見!
くりっとしてて、本当にかわいいですねぇ♡
12:30に淀川小屋、12:50に淀川登山口に戻ってきました。
合計7時間10分。
自然にパワーをもらって、ゴール。
すがすがしい!
【尾之間温泉】熱めですが、下山後は特におすすめ。
宮之浦岳から車で1時間ほどのところにある尾之間温泉へ。
大きな浴槽とユニークでカラフルな壁画が印象的です。
お湯は熱め(源泉は49℃!)で、何度もかけ湯をして何とか入れました・・・
気持ちぃぃぃ~(o´▽`o)
足の疲れがじわ~とお湯に抜けていく感じがします。
熱いので、長くは浸かれませんでしたが、身体がだいぶ軽くなりました。
毎日通う地元の常連さんが多いようですね。
ぜひ行ってみてください。
【三岳】我が家も長年愛飲の焼酎。屋久島と行ったらコレ!
実は、15年以上前から、今でもこよなく愛飲している三岳。
「三岳」という名は、屋久島の宮之浦岳・永田岳・黒味岳の3つの急峻な山にちなんで命名されました。
屋久島に来たら、やっぱり飲みたくなりますね。
芋焼酎といったら、三岳です。
ロックでも美味しいのですが、お湯割りが結構おすすめです。
ほどよいさつまいもの香りで、クセがほとんどなく、飲み口すっきりなので、芋焼酎デビューにも最適かと思います。
宮之浦岳登山のまとめ
宮之浦岳は、縄文杉トレッキングよりもキツかったです。
縄文杉の翌日だったこともあるかもしれませんが、特に最後の小刻みのアップダウンで身体が堪えました。
とはいえ、道中にヤクシマザルやヤクシカに会えたり、所々のビューポイントから眺める絶景、ユニークな奇岩など、登山が楽しいことは間違いなし。
屋久島に行ったらぜひチャレンジしてみてください。
下山後は、ぜひ温泉と三岳で身体を癒やしてくださいね!
アロハ~♪
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