こんにちは、アロハ父さんです。
新型コロナの影響で、米国の株価が下がっていますね。
「株を買ったあとに暴落したらどうしよう?」と不安でなかなか買えない方や、
「保有していた株価が暴落して、含み損がやばい・・・」と悩んでいる方はいますか?
通常は下がった局面は”買い”なのですが、どこまで下がるのか不安で買えない人もいると思います。
私たちの家庭では、これからS&P500に連動するETFを買っていく予定です。妻も、
購入直後にさらに株価が暴落するかもしれない・・・
と気になっていたのですが、
計算した結果、過度に心配する必要はない、と結論に達しました!
米国インデックスは暴落を過度に気にしなくて良い理由
理由は、米国の市場は右肩上がりのため、S&P500のように市場全体に投資するならば、暴落した株価もいずれ元に戻り、超えていくはずだからです。
そのため、長期投資家にとっては、暴落しても気にせず、バイアンドホールドし続ければ良い、ということになります。
でも、買った後に暴落したら”影響”は受けるよね?
買った後に暴落したら、もちろん、影響は受けるでしょう。
その影響の大きさを以下の前提で計算してみました。
適正価格とは、株式を購入した後に暴落しなかった場合と定義します。
2020年に株式を購入した直後に10%、20%、50%暴落した場合、資産1億円を達成する年数にどの程度差が出でるのか、計算したグラフが以下の通りです。
いずれのケースも資産1億円にはなっていますが、その年数に差が出ますね(当たり前ですが)。
2020年に1000万円投資して、1億円に達するまでの年数を、適正価格で購入した場合と比較したのが赤字になります。
20%下落しても、4年間の差が出るだけなのね。
10%なら2年間しか差が出ない。
コロナショックでピーク値から13%下落した、とか騒いでいるけど、被害を受けた人も、長期投資なら2~3年の差しか出ないということだね。
その2~3年が長いかどうかは、その人次第だけど。
さすがにリーマンショック級の50%暴落がきたら、ダメージは甚大ですね。
大暴落が怖い方は、投資を控えておいた方が良いと思いますが、個人的には今回のコロナショックは米国震源地のものではないので、50%暴落はしないと推測しています。(さらに内需型の米国は好調な状況)
暴落による目標達成の遅れは挽回できる
さきほどは、1000万円を投資して、年率5%の成長で、その後何もしないケースでした。
暴落によって、目標金額の達成が遅れることが分かりましたが、この遅れは以下の2点で挽回することができます。
✔ 資金が出来たときに、追加投資をする
✔ 年平均成長率が上昇する
資金が出来たときに、追加投資をする
こちらは、おそらく多くの人が実施すると思います。
サラリーマンの方ならば、安定した給料があるので、いくぶんか投資に回せますよね。
これによって、暴落によるダメージを薄める、というイメージになります。
年平均成長率が上昇する
こちらは、私たちには何もできません。
米国の成長を信じるしかないですが、計算につかった5%は、S&P500の実績からすると低めの数字にしています(S&P500の成長率は10%近く)。
年成長率が増大すると、グラフの線の傾きが大きくなるね。
緩やかな傾きを持った曲線(暴落が大きいもの)の方が、変化が大きく、適正価格の線に近づいていくよ。
ちなみに年成長率10%で計算すると、20%暴落した場合でも、適正価格と比較して2年しか遅れませんでした。
ちなみに・・・暴落した後に買ったらどうなの?
なお、今回は、市場が暴落した後に”割安”で購入できた場合も計算してみました。
1000万円を投資し、年率5%の成長で追加投資などしなかった場合です。
(1)適正価格で購入→48年後に1億達成!
(2)買った直後に10%暴落→50年後に1億達成!
(3)買った直後に20%暴落→52年後に1億達成!
(4)買った直後の50%暴落→62年後に1億達成!
(5)10%暴落した後に購入→46年後に1億達成!
(6)20%暴落した後に購入→44年後に1億達成!
(7)50%暴落した後に購入→39年後に1億達成!!!
まぁ、直後に暴落がくるかなんて誰もわからないし、それを待ち続けるよりも、僕は気にせずに早めに投資して、寝かしておくのがいいと思いますね!
早いほうがいいしね!
まとめ
結果として、20%暴落したとしても、米国の成長率なら数年間の遅れですむことが分かりました。
さらにその遅れは、追加投資によって挽回できるので、私たちは過度に気にせず、投資を進めていくことにします。
それでは、アロハ!
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