こんにちは、アロハ父さんです。
5月18日にソフトバンクGの決算発表があり、案の定メディアでは1兆4千億円超の営業赤字とSVF15社倒産がクローズアップされて報道されました。
SBGホルダーの方は、それほど大きな心配をしていないと思いますが、世間とのギャップは大きいですね。
ささどんさんのツイートで知ったのですが、5月20日に投資家向け説明会もあったようです。そして、こっちを見た方が良いとのこと。
早速この動画を見てみましたので、私なりの感想を紹介します。
【SBG】メディアの報道ではなく投資家向け説明会を見て評価すべし
2時間と非常に長いので、お時間あるときに見ることをお勧めします。
まず感じたことは、メディアの方の質問とは質が違いすぎる。
例)5月18日の決算発表
・IRR:20%は今でも達成可能か?
→ 長期では達成可能
・ジャック・マーの退任についてコメントを。
→ すでにアリババを退任しており、彼の生き方を尊重する。
・コロナショックのインパクトをどれくらい考えているか?
→ 余裕で崖の下を覘いている(ITバブル時は指2本で身体を支えている)
メディアの質問は、新聞や記事を読む人の興味を惹きやすいことが重視されていますね。率直に言って、上記のような質問は普段からSBGを注視している人にとっては、当たり前のことであり、何を今更、という感じがしていました。
一方で、投資家向けのQ&Aでは、メディアではなく、証券会社や銀行などのプロが詳しい財務の状況、アリババ株・Tモバイルとの取引の詳細について質問をされており、いまの会社経営が如何に安全か、今回の説明でよく理解できました。
ファイナンス初心者の私は正直に言ってついて行けない部分もありましたが。
でも、これって当たり前ですよね?
メディアの方は、ビジネスやファイナンスにおいては、いわば素人に近い(もちろん一般常識はあると思いますよ)。
私の会社でもメディア対応しますが、技術のことなんて絶対分かるはずがないのだから、素人向けの大したことない説明しかできません。
そのような方々に本当の価値を伝えるのは不可能ですし、そもそも分かる気があるのか?という感覚も持っています。
中には本当に貴重な事実を伝えたいメディアの方もいると思いますが、会社としてやっている以上は、注目される記事を書くことに重点が置かれるのは致し方ない部分かと。
本当に理解しようとする姿勢が違うのだから、必然と投資家の方々の質問のクオリティが高くなるのだと思います。
個人投資家向けの説明会をみて安心した
今回、孫さんは出てきませんでしたが、君和田さんと後藤さんの説明は分かりやすく、個人的には、このままSBGを安心してホールドできると感じました。
(一時的に株価は下がるかもしれませんが、問題ないでしょう)
表面しか見ていないメディアの報道を見て不安に思っている方は、もっとレベルの高い投資家(証券会社や銀行)の質問と回答を見て、評価することをお勧めします。
それでは、アロハ!
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