こんにちは、アロハ父さんです。
マハロ家のポートフォリオの中に、“JT(日本たばこ産業)”がありますが、夫婦で相談した結果、こちらの購入をやめることにしました。
今回は、なぜそのような判断に至ったのかご紹介します。
なお、JT自体は利益率の非常に高い会社であり、長期にわたって株主にリターンを還元してくれると推測できるので、この会社の株を保有する人を否定するつもりは全くありません。
そもそも、なぜJT株を保有しようと考えたのか
シーゲルの”株式投資の未来”に影響を受けたアロハ父さんが、JTがディフェンシブ銘柄として有効だと考えたからです。
JTの特徴は、以下の通りです。
- 日本の会社の中では、営業利益率が非常に高い(毎年25%超え)
- 日本政府に認められた唯一のたばこ製造会社であり、参入障壁が高い
- 配当利回りが高い(2019年9月時点では約7%)
- ESG投資の流れにより、株価が下落している(2016年3月に4800円だったのが現在半額)
- 世界的に紙巻のたばこ離れが進行中
- 加熱式たばこでフィリップモリスに先行されており、日本国内でも1割程度と低迷
懸念点はあるものの、経済的な堀の深い企業であり、簡単には傾かない、かつリセッションが起きても利益は出し続けられる優良ディフェンシブ銘柄だと考えていました。
また、M&Aが上手いので、今後海外でのシェアを伸ばしていけるのでは、と感じていました。
そのため、株式ポートフォリオのうち5%をJTにする判断をしました。
なぜ判断が変わったのか
私たちの他のポートフォリオ銘柄と比較して、相対的に魅力が落ちるためです。
アロハ父さんとモアナ母さんは煙草を吸いません。
子どもにも吸って欲しくないです。
そんな私たちがJT株を保有することに対して、 モアナ母さんは 疑問を感じていましたが、アロハ父さんが「長期でリターンを得られる可能性が大きい」と説得したことで、理解してくれていました。
私たちのポートフォリオは12月に確定し、そのうちJT株は1月にNISA枠で100万円ほど買う予定でした。
しかし、買う直前になって、私たちが他のポートフォリオ銘柄であるSBG、Amazon、Google、持ち株Aと比較すると
「う~ん、どうなんだろう。私は本当にJTの株を買いたいのか?」
と感じるようになってしまいました。
明日から10年間株式市場が閉鎖されることになったとしても、喜んで保有できる株を買いなさい
そして、上述のバフェットの言葉を思い出し、決断に至りました。
だから言ったじゃん…買う前で良かったけど。今後どうするのよ?
申し訳ないっす。個別株は応援したい会社であることを前提条件に加えます
購入していたら、保有し続けるすることを迷っていたかもしれません。
「本当に応援したい会社の株を買うことが重要だ」と感じた良い体験だった、とポジティブに捉えたいと思います。
今後について
ポートフォリオを見直して、アップデートします。
JT株を購入しなくなった分については、喜んで投資できるところに使いたいと思います。
※JTがたばこ以外の事業にも力を入れていることは存じており、JTを批判するつもりは全くありませんので誤解の無いようお願いします。あくまで個人的な判断です。
それでは、アロハ!
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