こんにちは。
最近、投資の面白さをひしひしと感じている、モアナ母さんです。
私たち夫婦の本業はサラリーマンなので、当初はインデックス一本の予定でした。
しかし、もっと勉強して、積極的な個別株投資をしていきたいと思っています。
個別株こそ、投資の醍醐味な気がする!!
感覚的ではなく、バリュー投資の考え方に基づき、夫婦でしっかり議論した上で投資したいと思っています。
今回、女性向けのフィットネスジムを展開している企業で、コシダカホールディングスから日本初のスピンオフ上場をしたことでも話題の「カーブス」に投資した理由を紹介します。
投資額は100万円です。
カーブスへの投資はバリュー投資
バリュー投資はじめました
バリュー投資は、将来生み出すキャッシュフローから算出される価値が、現在の株価に対して十分にマージンを持った銘柄に対して投資する方法です。
バリュー投資は奥が深くて、難しくて奥が深いのですが、絶賛勉強中です!!
「こういうモノが流行りそう!」「この企業のストーリー共感できる!」と感覚的に投資先を選んでいると、相場が悪くなったときに不安になってしまうので、素人なりにも勉強しています!
これまで失敗もしてきたので、今回はしっかりと価値を見極めて、納得した上での投資をしたいと思っています。
もちろん、長期保有前提!
なぜ、カーブスに興味を持ったのか?
私たちが投資対象とする、バリュー株の第一号は、「モノタロウ」、第二号は、「カーブスHD」です。
きっかけは、バリュー投資の講義を受けた柳下さんが「素晴らしい経営者とビジネスモデル」とツイートされていたことです(安直ですね)
カーブスは、中高年の女性にターゲットを絞ったフィットネスクラブです。
ジムってレッドオーシャンかと思いきや、カーブスのビジネスモデルは独自性があって、ブルーオーシャン戦略らしいです。
というわけで、カーブスについて調べてみました。
【消費者視点】カーブスの唯一無二のビジネスモデルとは?
カーブスの築く、オンリーワン・ビジネスモデルは、
✔女性だけ
✔予約なしで1回30分のサーキットトレーニング
✔プールもシャワーもないシンプルな設備
✔住宅街や商店街の外れの立地でアクセス良好
✔今まで運動とは無縁の女性を顧客にするマーケティング戦略
2005年に日本で1号店が開店してから、現在では2000店舗を超えています。
会員数は、86万人まで順調に増加していたのですが、コロナショックによる入会数激減と退会が増えたことで74.9万人まで減少。
それでも、緊急事態制限後は、ジムに通う人も回復傾向にあるし、産業全体でも「with コロナ」で立て直そうとしているのは確か。
女性だけ
カーブスには「3つのM」がありません。
「No Men」「No Make-up」「No Mirror」
人目を気にすることなく、運動に集中できるように、ということらしいです。
イケメンインストラクターがいないことによるモチベーションダウンより、気軽に通えること重視ってわけね、(。 ・ω・))フムフム。
予約なしで1回30分のサーキットトレーニング
運動を続ける秘訣は、短時間で効果的なこと。30分で、筋トレ、有酸素運動を交互に行って、最後にストレッチすることで、脂肪が燃えやすくなるよう設計されたプログラムを行います。
ウォーキングの3倍の脂肪燃焼効果なんだって。
短時間で効果的→続けられる→効果を実感→続けられる!の正のスパイラル。ってわけね。
プールもシャワーもないシンプルな設備
大手のジムは、設備も多く、維持管理費が高そうですね。
しかも、プールって、着替え→メイク落とし→髪も濡れる・・・、って女性が気軽に続けるにはちょとハードル高い。
経営的には固定費が低く、損益分岐点の低いビジネスとなっているんだな。
自宅近辺の店舗でアクセス良好
カーブスは、全国各地に2000店舗以上(※2020年2月時点)あります。
近所なら、天気が悪くても、行こうという気になるね。
シンプルな設備と回転率の高い営業スタイルだから、店舗数も増やせるんだ!
どこに住んでいても必ずお店が見つかるってことだね。
今まで運動とは無縁の女性を顧客にするマーケティング戦略
ジムに通っている人ってイケイケの人が多かったりするけど、筋肉ムキムキになるのが目的じゃなくて、「いつまでも自分らしく健康でありたい」と考える女性の為に作られた体操教室というところが、カーブスの理念。
会員数の82%が運動が苦手な人。40-60代の人がほとんどみたいだけど、まさにターゲットをしっかりつかんでいると思う!
総じて、「気軽に利用できる」という点が、メーンターゲットの主婦の心を大きくつかんでいるといえそう。
【出店側視点】フランチャイズシステムの導入が強み
先ほどのビジネスモデルは、「気軽に出店できる」ということにつながります。
40坪ほどの敷地面積に、マシーンを設置しても、初期投資は2000万円ほど。
固定費が安く、損益分岐点が低いためフランチャイズへの加盟を希望する人が後を絶たず、現在は募集を取りやめているようです。
フランチャイズモデルの強みについては、また別記事を立てたいと思います!
ところで、コロナ禍でもジム経営は大丈夫なの?
今回の投資では、ココが一番気になったところ。
5月の緊急事態宣言以降、ジムなどのフィットネスクラブは、新型コロナの感染拡大帽子のために臨時休業や営業時間の短縮を強いられ、それを機に休会もしくは退会者が続出したことは、経営に大きく影響しているはずです。
with コロナで、退会者を呼び戻したり、新規の会員を呼び込むことは見込めるのかな?
私たち夫婦は、ジムに行かないため、スポーツクラブが衰退していくのではないかと懸念していたのですが、コロナを逆手に取ると、「感染症を発症しない・重症化しないためには免疫を高めることが重要で、そのために運動が重要な役割を担う」とのこと。
「感染が広がっているこの時期だからこそ、運動をして免疫力を高めたい」「筋トレと有酸素運動が30分でできるカーブスの運動を続けたい」という顧客の声があるようです。(カーブスHPより)
言われてみると、納得。「STAY HOME]が健康にいいとは思えない。
さらに、今のシニア女性は、「コミュニティ」が生きがいになっている部分もあり、「カーブスで、仲間たちと運動することで、豊かな人生を送ることができる」という価値観を持っているようです。
カーブスのCEOである増本さんが着眼した視点だね。
カーブスは、健康×地域のコミュニティインフラを掛け合わせた場の提供を目指しているんだ。
ターゲット層であるシニア女性は、これから増えていくし、「健康産業」のマーケットも大きいはず。
カーブスのビジネスは、ソフトの部分でのノウハウが肝となっているから、絶対伸びると思う!僕視点での記事も書いてみよう!
それでは、カーブスの続編をお楽しみに~♪
アロハ~♪
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