こんにちは、アロハ父さんです。
新型コロナウィルスによるソーシャルディスタンス社会と、大量の失業者が生まれてしまう大不況時代が訪れようとしています。
私たちは、以下のポートフォリオになるように投資を進めていますが、このうち最も比率の高いS&P500への投資を一時的に別資産に避難させた方が良いのではないかと考えています。
長期的にS&P500が有望なのは疑っていませんよ。
今回は、その理由をご説明します。
S&P500への投資を一時的に避難させる理由
なぜ、S&P500への投資を一時的に避難したいと考えるかというと、これから大きな暴落がくる可能性があることを考えると、S&P500は非効率に感じるためです。
S&P500は以下のセクター比率で構成されています。
No. | セクター | 構成比率 |
1 | 情報技術 | 25.36% |
2 | ヘルスケア | 15.64% |
3 | 通信サービス | 10.70% |
4 | 金融 | 10.69% |
5 | 一般消費財 | 9.66% |
6 | 生活必需品 | 8.22% |
7 | 資本財 | 7.78% |
8 | 公益事業 | 3.46% |
9 | 不動産 | 2.95% |
10 | エネルギー | 2.82% |
11 | 素材 | 2.39% |
上記のうち、赤で示したセクターは「ソーシャルディスタンス社会×不況」で大きく落ち込むと予想しています。
エネルギー需要は人々が外出しなくなったら抑制され、また他のセクターは景気循環型なので不景気では落ちると思います。
その割合は36.3%です。
一方で、情報技術などのセクターは、不景気は落ち込み要因になりますが、ソーシャルディスタンス社会では需要は増えることになると思います。
その大きな理由は、「在宅勤務」や「巣ごもり」という社会の動きに合わせて、情報技術や通信需要が伸びるためです。
実際に、マイクロソフトやNetflixは非常に良い業績になっています。
つまり、特徴を持った不況が訪れると予想されるので、市場全体を買うのではなく、ある程度狙い撃ちをした投資をした方が効率が良いのではないかと考えるわけです。
もちろん、ここから大暴落が起こると、情報技術のセクターも株価は下がるでしょう。
しかし、その事業の価値は他に比べて下がりにくいと考えています。
むしろ、より情報通信が重要となり価値が上がるとさえ言えるかもしれません。
価値が下がらなければ、株価の戻りも早いはず
価値が下がらなければ、一時的に株価が下がったとしても、必然と需要は増え、業績も早く回復し、株価も他業種よりも早く戻るのではないかと思います。
そのため、情報通信に大きく偏ったセクターに投資するのが、一時的には好ましいのではないかと考えています。
明らかに価値がさがるものを多く含むものには、なるべく資産を置いておきたくない
MicrosoftやZOOMなどの明らかに有利な個別株もあるかもしれませんが、今の私たちはこれ以上個別株を増やさないようにしているので、ETFを買っていこうと思います。
具体的にはQQQかVGTですが、どちらが良いですかね。
AmazonとGoogleにはすでに投資しているからVGTの方がバランスは良いのかな。
まとめ
今回のコロナウィルスによって、単なる不況ではなく、ソーシャルディスタンス社会という特徴をもった不況が訪れることが懸念されます。
通常の景気循環であればS&P500を買い続ければ良いのだと思いますが、今回はセクターによって価値が大きく変わることが予想されます。そのため、S&P500に投資している資産の一部を、情報通信に偏ったETFとしてQQQもしくはVGTに避難させることを検討している、と言う記事でした。
長期投資家は暇なはずなんですが、色々考えていると、全然暇になりそうもありません笑。まぁ楽しんでやってます。
それでは、アロハ!
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