こんにちは、アロハ父さんです。
年末より帰省をしており、毎日親戚と宴会の日々を過ごしております。
マハロ家の親戚が揃うとみんなでカードゲームを行うのですが、これが毎回非常に盛り上がります。
今更カードゲーム?って感じるかもしれませんが、お酒が入っている中でのゲームは、楽しいですよ!
今回「ハゲタカのえじき」というゲームで、株式投資、特に積立投資の有用性を実感できたので、紹介させてください。
カードゲーム「ハゲタカのえじき」のルール
ハゲタカのえじきは「全員で手札の数字カードを1枚出し、その数字の大きさを比べて、最大数の山札の獲得を目指す」カードゲームです。
ドイツで生まれたカードゲームで、1988年に発売し、その年のドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされた名作です。
ルールは、下記のとおり。
①各プレーヤーに手札(1~15の数字)を配る
② テーブルの真ん中に山札を置く。
山札の数字は-5~+10の15枚(数字は、点数を意味する)
③ 山札のカードを1枚めくって、公開する
④ 公開された山札の数字を見て、各プレーヤーは手札を1枚選択
⑤ 全員同時にオープンし、「一番大きい手札の数字」を出した人がカードを獲得
(出したカードは手札に戻さず、捨て札になる)
⑥ 山札がなくなるまで繰り返し、最終的に獲得した山札の合計数字が大きい人が勝ち
重要なルールとして、⑤でオープンにした手札の数字が他人と被ったら、カードの既得権がなくなり、次に大きな数字を出した人がカードを獲得というものがあります。
例えば、山札で+10が出てくると、みんな獲得したいので手札で15を出す人が複数出てきます。そのため、バッティングを予想して敢えて”14″を出す、といった心理戦が行われます。
また、山札からマイナス得点カードが場に出たときは「一番小さいカードを出した人」が引き取らなければなりません。
山札の得点の高いカードを、獲得するために、強い手札を最初に使い切ってしまうと、マイナスカードを取得してしまうことになるので、要注意です。
【株式投資の戦略】積立投資の考え方で勝てるのか試してみた
このゲームでは、相手の心理を読んで、出す手札を決めていくのですが、うまくいくときは大きな得点を得られる一方、読みを外すとマイナスが大きくなるなど好不調の波が大きくなりがちです。
そこで、「淡々と自分の決めたルールに従う」という株式投資の戦略を適用するとどうなるのか試してみたくなり、こっそりと始めてみました。
どうせゲームやるなら何か+αの成果が欲しいよね
私の決めたルールは、山札の”10″を、今回のゲームにおける市場平均とし、「山札との合計が”10″になるように、手札を出す」方法を取りました。
例えば、山札が”2”のときは手札は”8”を、山札が”-2″のときは手札は”12″を出すなどです。
通常は、点数が高い、山札の”10″は、獲得したいので、そのタイミングで手札の高めの数字を出す人が多くなります。
しかし、私は山札”-5″のときに”+15″を出すような戦術に変更したため、周りからは何やってんだ?と言われていましたが、淡々と自分のルールに従って、ゲームを実施してみました。
山札-5~+10の合計値は40、そのため私の戦術では平均値として毎回10はとれるだろうと予想しました。
7回戦おこなった結果は
7ゲーム実施したときの、各プレーヤーの得点の合計は下記の通りです。
1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 | 6回戦 | 7回戦 | 合計 | |
親戚① | 2 | 8 | 17 | 7 | 22 | 17 | 28 | 111 |
親戚② | 0 | 4 | -2 | 6 | 15 | 9 | 11 | 43 |
親戚③ | 4 | 15 | 5 | 13 | 8 | -5 | -1 | 39 |
アロハ父さん | 34 | 13 | 20 | 14 | -5 | 19 | 2 | 97 |
7回勝負のうち、5回で平均値(=10点)を超える得点を獲得できました。
結果として、期待値の70点(10点×7ゲーム)を超える、97点を獲得しました。
100点獲得したら勝ち、というルールにしていたため、今回は7回目で逆転されて親戚①には負けてしまいましたが、平均以上の得点は得られました。
今回のゲームで、成長市場であれば、 基本的に市場平均に淡々と積立投資をしていけば平均(以上)のリターンが得られることを確認できました。
株式投資では、複利の力が加わってくるので、利益は雪だるま式に増えていくことになります。
なに興奮してるのかと思ったら、このことだったのね(笑)
まとめ
「ハゲタカのえじき」というゲームで、積立投資を実践してみました。
日常生活の中でも思わぬところに投資の考え方が使えるところがありそうなので、普段から投資のことを意識してみたいと思います。
今回の手法では、トップにはなりづらいですが、最下位は避けられると思うので、最下位に罰ゲームありの場合には有用と思います!(笑)
それでは、アロハ!
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