こんにちは、アロハ父さんです。
最近話題のFastlyへの投資を検討しています。
次回の決算発表(8月5日)の結果で判断します。
(じっちゃま流。)
今回、私なりに理解したFastlyについて、記載したいと思います。
Fastlyのビジネスとは
Fastlyのサービスは、すでに私たちが使っているものです。
Fastlyは、インターネット上でのダウンロード時間の短縮や、ウェブサイトからインターネットへの配信時間を改善する”CDN(Content Delivery Network)”というサービスを提供しています。
ユーザーは、FastlyのCDNサービスを介して、データをセンタークラウド(上図ではYour Datacenter)とやり取りしています。
今後、通信容量が急激に増えていくことは予想されており、Fastlyを介さなくては通信媒体がパンクしますし、瞬時のデータやり取りが困難になってきます。
Fastlyの存在は必須で、ますます重要になるってことです。
さらに、CDNでは、一度生成したコンテンツを保持しているので、センタークラウドとのやりとりではなく、エッジ(端末)同士での通信が可能になります。
どういうこと?
よく使われる画像とかは、Fastlyに置いておけば、センタークラウドを使用する必要がなくなるってこと。
ユーザーにとっては、欲しいデータをよりスムーズに得られるんだ。
さらに、Fastlyは世界中にPOPs(配信拠点サーバー)にコンテンツをキャッシュ(一時保管)することができるので、ユーザーにより近いPOPsを通じて、高速な配信が可能になります。
Fastlyは、キャッシュの更新速度にメリットがあり、既にGoogleやMicrosoft、Shopifyなど有名企業を顧客に持っています。
エッジコンピューティングの市場は伸びる
CDNでやり取りするものは、今は、主に画像・動画などの静的コンテンツが中心ですが、今後のIoT社会では、動的コンテンツのやり取りが増えてくると思います。
たとえば、自動運転や遠隔手術などですね。端末への指示がエッジで行われるようになってくるでしょう。
一瞬の指示の遅れが重大事故に繋がり、低遅延の通信が重要になるので、スピーディーにデータのやり取りを可能にするCDNサービスが絶対となります。
動的コンテンツのエッジと端末同士でのやり取りのことをエッジコンピューティングといいますが、今後このマーケットは大きく成長すると言われています。
通信の学会でも、エッジコンピューティングの重要性が増している話は出ています。
エッジコンピューティングの市場予測は下記の通り、2025年には現在の4倍以上になりそうです。
Fastlyの時価総額はまだまだ小さい
2020年7月31日時点の時価総額は99億ドル(約1兆円)です。
200億円程度の売上高に対しては、時価総額が大きい印象はあります。
しかし、マーケットサイズが2025年以降もほぼ確実に伸びていくと思われるので、強気に感じています。
GAFAのような巨大企業よりも、株価の伸びしろはあるように感じますね。
もちろん、大型株ではないのでリスクはありますが。
Fastlyは決算良ければ買いと思っている
エッジコンピューティングのマーケット予測とFastlyの会社としてのポテンシャルは、ある程度理解できています。
買いのタイミングに関しては、決算を見て判断したいと思います。
EPS、売上高、売上高成長率のアナリスト予想に対する結果を注視していきます。
ちょっと待って!!
競合に対するFastlyの優位性がよくわからない。
差別化されているビジネスモデルなのか、参入障壁はどの程度なの?
ハイ・・・僕も気になるので調べてみます。
投資って難しいですね。
本当は、Fastlyのビジネスモデルから参入障壁やキャッシュフローなども考慮して判断したいのですが、時間をかけすぎて機会損失になることも避けたい。
いずれにしても、Fastlyのビジネスには将来性を感じるので、8/5(水)の決算、楽しみです!
それではアロハ!
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