こんにちは、アロハ父さんです。

孫正義さんの大ファンです。
AI革命を信じて、SBGやエヌビディアなどのAI銘柄に投資しています。
2024年2月21日、世界が注目したエヌビディアの決算は、市場予想を上回り、翌日の株価は+16%と大暴騰しました。
アナリスト達も目標株価を上方修正し、今後の成長も非常に期待されています。
我が家は2020年にエヌビディアに投資し、株式分割を経て、現在200株を保有しています。

277万円投資して、現在の評価額が2370万円になっています。
エヌビディアの時価総額はついに一時300兆円を超えてきており、世界3位のサウジアラムコに肉薄していますが、ここで一つ疑問が。

いくらエヌビディアが凄いと言っても、世界一位のMicrosoftが約450兆円の時価総額だよね。
さすがにここから何倍も株価上昇するのは難しいのでは?
たしかに、際限なく株価が上がっていくのはおかしくて、それだとただのバブルと言えます。
今回は、エヌビディアの時価総額が今後も上がり続けるのは、理屈の上で可能なのか、自分なりに考えてみたので紹介します。
【結論】エヌビディアの時価総額が上がり続けることは可能
まず私の結論ですが、次の論法によって、エヌビディアの株価はまだまだ上がる可能性がある、となります。
① 世界のGDPが大きくなれば、世界の株式時価総額は上がる
② 今後GDPはAIによる生産性向上で大きくなる。つまり株式時価総額は上がる。
③ 国・産業による上限がないエヌビディアは、GDPの成長とともに大きくなりうる
以降で、少し詳しく説明します。
世界のGDPが大きくなるなら、株式時価総額は大きくなる
まず、ある国の株式時価総額は、その国のGDPと相関があると思います(下グラフ)。

「株式市場の時価総額÷その国のGDP×100」で株価の割安・割高を判断するバフェット指数と呼ばれるものもありますしね。

これに基づくと、世界経済が成長する限りは、株式時価総額も大きくなり、力をもった会社の時価総額が2000兆円でも3000兆円にでもなるのは、理論的には可能ですね。
つまり、時価総額300兆円のエヌビディアが、これからも成長して、株価が10倍になるのは理屈の上では可能ということになります。
GDPは大きくなるのか?
そうすると、GDPは大きくなるのか?という疑問があります。

これもYesと言えるでしょう。
GDP = 1人当たりGDP(=生産性) × 人口
で計算されるので、人口が現状維持であれば、生産性が向上することで、その国のGDPが上がります。
今後のGDPの上昇は、人口増ではなくAIによる生産性向上によって起こり、その結果として株式時価総額も上昇すると思われます。

上図は、安宅和人さんが紹介していた、ある研究者による、過去からの生産性(1人当たりのGDP)のグラフです。
2020年以降、片対数の傾きが大きくなっています。

これが正しいならば、今後GDPの成長が加速することになりますね。
つまり株式市場(株式時価総額)も大きくなると言えます。
現在の世界トップ企業が450兆円程度ですが、この上限もまだまだ大きくなりえるということですね。
エヌビディアのビジネスは、国・産業による上限がない
世界の株式時価総額が大きくなることが分かったことで、今度は肝心のエヌビディアについて考えてみます。
現存する多くの企業は、ある国・あるセクターでのビジネスを行っていますね。
もちろん、事業を多角化しようと各経営者が手腕を発揮していますが、基本的には、ビジネスはそのセクターの市場規模が上限になります(=シェア100%取っても)。
一方で、全産業にまたがる事業があります。

データセンターかな?
そうですね。

人類のあらゆる叡智は、エッジからクラウドに集められる。
全産業の知識が集約されるのがクラウドであり、そのサービスを担うマイクロソフトやAmazonの将来性は非常に有望ですね。
そして、AzureやAWSがシェア争いをしているのを尻目に、それら全てのクラウド事業者に頭脳を提供するのはエヌビディアであり、そのチップはすべての基幹産業と言えます。
結論として、産業によるキャップがないという点で、この先、世界のGDPが成長する限りエヌビディアの時価総額も大きくなると考えます。

特定のセクターでビジネスをする会社だと、GDPとともに株価が大きくなるというロジックは成り立たないですね。
具体的に2030年に時価総額いくら?と言われても困るのですが、あらゆるセクターがAIによって超効率化されたら、いまの数倍にはなるとは思いますね。
CEOのジェンセン・ファンも50年成長できると言ってる
と、私の意見を述べてきましたが、私なんかが言ってもただの戯言。
だが、CEOのジェンセン・ファンが自ら将来が明るいと言ったらどうでしょう。

20年どころじゃない。50年は成長できる!
これは心強いですね~。50年も売らなくてよい個別株なんてそうそう無いです。
ちなみに、この動画はMakabeeさんの2年前くらいのものです。
【まとめ】エヌビディアは当然ホールド
CEOが50年も成長できると言ってたのも良いですが、2020年に投資してから、私の想像以上に実際に素晴らしい結果を残してくれているのが、本当に頼もしいです。

今後、株価は大きく下がることはあると思いますが、こんな素晴らしい株を売りたいとは思わないですね。
次はSBG。
私はエヌビディアと同じくらい期待しています!
それでは、アロハ!
※本記事は、決算分析もしておらず、エヌビディアの株価が上がると断言しているものではないのでご留意下さい。
参考記事
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