ショッピファイの将来性は?アマゾンに対する優位性を夫婦で議論

米国株
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こんにちは、モアナ母さんです。

★この記事は、こんな人向け★
✔ショッピファイを投資先として検討している人
✔ショッピファイのアマゾンに対する優位性が知りたい人

先日、アマゾンの株を買いたいという記事を書きました。

物流戦略への先行投資が強く、今では「何でも手に入るアマゾン」と消費者の生活に根付かせていますが、アマゾンで手に入らないものもありますよね。

そう、アマゾンを介さずにネットでモノを売りたい企業の商品です。

モアナ母さん
モアナ母さん

ワークマンは自社ネット通販で売上伸長を目指しているよね!

アマゾンキラーとも言われるShopify(ショッピファイ)が、最近気になっています。

ショッピファイは、アマゾンとの販売戦略は違うものの、ECのマーケットで今後ますます存在感を示す可能性がありそうなので、調べてみました。

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Shopify(ショッピファイ)とは?

ショッピファイは、2004年にカナダで創業したECサイト作成サービスです。

オンライン販売をしたい企業が、ショッピファイの持つECプラットホームを、wordpressのようなテーマ(100種類以上)からを選んで、ネットショップを開設。

現在では、ショッピファイのサービスは、175ヶ国、100万ショップ以上に導入されるまで成長を遂げています。

最近話題のテスラは、ネット販売の仕組みの中でショッピファイを活用しています。

モアナ母さん
モアナ母さん

車は、アマゾンでは買えないけど、自社のECを使えば、数百万(上位モデルでは1000万円以上)もする自動車の注文でも、すべてネットで完結してしまうってことね。

しかも、6月には、ショッピファイが米ウォルマートと業務提携したことを発表。

ショッピファイのユーザーは、月間1億2000万人が閲覧するウォルマートの通販サイトの集客力を使える利点を得たというわけですね。

ウォルマートにとっても、自社のオンラインモールを作れ、さらにショッピファイを使う中小企業の商品も販売(出品費用はゼロ、売れた分だけ手数料)できるようにしているので、品ぞろえを広げられる。

出品手数料がかかるアマゾンでの販売を躊躇していた企業にとっては、チャンスかも。

モアナ母さん
モアナ母さん

これでアマゾンに対抗しようとしているのかな?

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ショッピファイの優位性は?モール型ECのアマゾンと比較

モアナ母さん
モアナ母さん

企業のブランドが浸透していない中小企業でも、今はSNSの力を活用すれば、自社サイトに呼び込んでくることで、集客することも可能。

自社ECによって、顧客情報を握れることもメリットが大きいと思う!

「企業ブランディング」に力を入れる企業にとっては、自社ECを使った方が、ブランディングの戦略を立てやすく、「リピーター顧客」に対しても販促活動を行いやすいと思います。

モアナ母さん
モアナ母さん

顧客情報を持てるから、過去の商品購入履歴から、DMやメルマガを送ることもできるね。

あまり知られていないメーカーの商品をアマゾンで買うと、「どこで買ったの?」と聞かれたときに、メーカー名ではなく、「アマゾンで買った」という認識になってしまうリスクも考えられますね。

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ショッピファイの独自性は?他社に比べて何がスゴいの?

ECサイト構築コストが低い

月額29ドル(約3190円)からサブスクの形で利用でき、約2000の専用アプリを自由に組み合わせることで、ITの技術者がいなくても低コストでネット通販できます。

充実したアプリ機能

手掛けるのは単なるサイト作成ではありません。

提携企業を通じて、下記のようにネット小売りに必要な大半の業務を網羅しています。

✔商品の検索機能
✔商品の決済
✔在庫管理
✔物流・配送

たとえば、キーワードに基づくサジェスト機能や分析レポートの機能を付随したり、SNSと連携させたマーケティングを活用したり、商品の定期購入を可能にしたりするなど、2000以上のアプリから、必要に応じて自由に実装することで、独自のオンラインサイトが作れます

越境ECの時代!海外での成長率がハンパない

他にもECプラットフォームを手掛ける企業はありますが、グローバルな仕様でないのが欠点です。

ショッピファイは海外でのシェアが圧倒的なので、越境ECに取り組む企業が自社ECを持つなら、ショッピファイが第一選択となると思います。

ちなみに、時価総額は約540億ドルと、2015年の上場から5年で約28倍に成長してます。

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ショッピファイの将来性は?投資先としての夫婦議論

「Direct to Consumer」(D2C)、すなわち”消費者に対して製品を直接的に販売する”というビジネスモデルは今後も増えそう。

中間業者を挟まないことは、インターネットを通して直接、消費者と関係を築き、商品・サービスに対するフィードバックを受けたり、パーソナライズされたマーケティング施策を打てたりすることが可能です。

また、情報収集が、マスメディアではなく、SNSやウェブなど全てデジタルで完結しているため、ブランドサイトの立ち上げから顧客への情報発信、広告、マーケティング、購入までを自社で行うことは、企業ブランディングにとっても有利です。

しかし、

アロハ父さん
アロハ父さん

オンラインショッピングのサイト構築に関しては、技術的な参入障壁が高くない気がする。デファクトとったからOKってこと?

モアナ母さん
モアナ母さん

少なくとも175ヶ国で100万社以上獲得しているグローバル企業は他にはない点で、ポジションを獲ってると思う。追随する競合他社は、よほど差別化されたサービスとともに、さらなる低コストを打ち出してこないと厳しいと思うな。

アロハ父さん
アロハ父さん

それでも、アマゾンのように、欲しいものが「即日配送」できるような物流にはかなわないんじゃないか。

アマゾンの倉庫数や販売網はハンパないぞ。

モアナ母さん
モアナ母さん

でも、もし自社ECを利用する企業が増えてきたら、「アマゾンでは手に入らないもの」も増えてきちゃうよね。

物流戦略だけじゃ、闘えなくない?

アロハ父さん
アロハ父さん

欲しいものそれぞれが自社ECだと面倒くさそうだから、僕はアマゾンのマーケットプレイスで買いたいけどな。

モアナ母さん
モアナ母さん

自社ECを持ったら販促にも工夫ができるだろうし、そもそも「欲しいものを選ぶ」よりも、「各企業が(顧客情報から)欲しいものを送ってくる」ようになるんじゃないのかな?

我々のアマゾン愛が消えるわけではないですが、BtoCのメーカー勤務の私は、企業ブランディングの観点から、ショッピファイの伸びしろが十分あると思っています。

しかし、参入障壁が低いと考える夫は、慎重。

アロハ父さん
アロハ父さん

もし、ショッピファイがアマゾンの顧客を抜いていくようであれば、アマゾンも黙ってはいないでしょ。喰っちゃう可能性もあるんじゃないか?

絶賛議論中です。

アロハ~♪

コメント

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