こんにちは、アロハ父さんです。
新型コロナウィルスの対応として外出自粛を要請されていますが、日本はその対応が遅れているというヤフーニュースの記事を読みました。
この記事を読んで、私はまたGoogleが技術力の高さを示していると感じたので、私の考えを紹介します。
「日本の外出自粛が遅れている」をどう分析したのか
グーグルマップなどのサービスをスマホで使っている人のうち、位置情報の提供に同意している利用者のデータを利用して算出したようです。
Googleが公表したのは以下。
「小売店・娯楽」「職場」「食料品店・薬局」「駅など」「公園」「住宅」の6種類の場所で、数週間前からの傾向を示すと共に、2~3日前の最新の時点で人々が出入りした動きを、通常時と比較。増減の割合を131の国・地域について公表した。
凄すぎる。世界規模でこんなことできる会社はGoogleしかないぞ。
でも、こんなのどうやって算出するんだろう??
おそらくですが、以下のアルゴリズムで分類して、統計分析をしているのではないかと思います。
- 1週間のうちもっとも多く滞在している時間が長い場所を「住宅」と認識
- 住宅を起点に、Googleマップで認識されている飲食店や薬局などに行った場合にカウント
- 各人の職場はGoogleは把握できていないはずなので、住宅とは別にある一定時間滞在している場所を「職場」と認識。通勤時間に移動している場合とかも組み合わせて認識させているかも。
このデータ収集を世界131か国の個人単位で実施できる状況、というのが凄いということです。
世界的なSNSをもつFacebookでも出来そうですが、Googleマップを使えないので、ここまでの分析はできないのかなと思っています。
もし私がGoogleの競合企業の人間だった場合、こんなの見せられたら戦意喪失するわ。
投資をしていると皆さんと視点がズレてしまう
この記事を読むと、
「日本はだめだなぁ」
「もっと強く外出の自粛要請すべき」
という声が目立ちますが、私はそうではなくて、Googleの技術の凄さに目がいってしまいます。
投資をしているからね。自分たちの投資先以外の企業に対しても、このような視点を持った方が良いですね。
はい、どうしても贔屓目に見てしまうのですが、他の企業についても勉強していきたいと思います。
それでは、アロハ!
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