こんにちは、アロハ父さんです。
以前、GoogleとFacebookが今後も勝ち続ける理由を紹介したところ、このブログが立ち上げ初期にも関わらず、少し反響を頂きました。
前回は、世界のネットワークインフラの構築についてでしたが、今回はそれ以外にGoogleがどのような投資をおこなっているか紹介したいと思います。
日本では、ソフトバンクビジョンファンドが大規模な投資を行っていることが有名ですが、Googleも大きな投資を続けています。
今回の記事は、「Googleへの投資を検討している方でその将来性について情報が欲しい方」を対象に書いております。
Googleの投資
GoogleにはCVC (コーポレートベンチャーキャピタル)として、3つの投資元があります。
- GV (旧Google Ventures)
- CapitalG (旧Google Captal)
- Gradient Ventures
日本でもCVCが増えていますが、日本では多くのケースで自分たちの事業にシナジーを与えられる企業に投資をしています。
一方で、GVはGoogleの事業とは完全に独立させた組織であり、 自分たちの本業に関わりがある企業ばかりに投資しないなど、視野が狭くならないように運営しています。
GV (旧Google Ventures)
2009年に設立された組織で、投資先のジャンル・規模等は限定されず、幅広く投資をおこなっています。
この組織の目的は、“What’s next?”を知ること。
Googleという巨大IT企業でも、次の時代に他社に覇権を握られないよう積極的な投資を続けています。
現在投資している会社数:300 (ホームページでの公表数)
投資中の金額:45億ドル(約5000億円、110円/$)
主な投資先: UBER、Nest、Slack、Sripeなどの有名どころに加えて、Consumer、Enterprise、Life Science、Frontier Techの業種に幅広く投資
CapitalG (旧Google Ventures)
2013年に設立された組織で、CVと比較すると”Later Stage”といえる企業に投資しているのが特徴で、事業戦略というよりは利益に直結することが目的と言われています。
ユニコーン企業に投資をしているソフトバンクビジョンファンド(SVF)と似ているのがこの組織になると思います。
現在投資している会社数:36 (ホームページの記載数)
投資額:年間3億ドルを目安に投資 (約330億円、110円/$)
主な投資先: Lyft、Airbnb、Robinhood
GVと重複することもあるようです。
Later Stageにもなると、Airbnb、Stripeなど有名企業も多いですね。
Gradient Ventures
2017年に設立された、Early StageでAIに特化したベンチャーキャピタルです。
投資額はだいだい1件当たり10億円未満と大きくないですが、投資先の企業はGoogleのエンジニアの派遣やGoogleのもつデータへのアクセスができるなど技術支援を受けられるようです。
投資会社数:45社(ホームページの記載数)
投資総額:不明(ざっくりと200億円程度と推測)
主な投資先:NumberAIなど良く知られていない企業たち
まだまだ一般的には知られていない企業が多いですが、Googleが目を付ける企業たちなので、有望なものが多く、将来性は高いのでしょうね。
SVFとの違い
ソフトバンクビジョンファンドは「AIに特化したユニコーン企業」に集中投資しています。
これは、孫社長が「AIが全産業を再定義する」と確信しているからです。
CapitalGと思想は似ていますが、投資規模が異なるようです。
ビジョンファンド1の全体で10兆円、うちソフトバンクは2.5兆円(公表値)
GV + CapitalG + Gradient Ventures:
5,000億円 + 300億円×7年 + 200億円 = 7300億円 (アロハ父さんの推定値)
Googleは世界No.1のCVCと言われていますが、ビジョンファンドのソフトバンク出資分と比較すると1/3弱の規模になり、いかにSBGが大きな投資をしているか分かります。
まとめ
規模ではSVFには劣りますが、 他の世界中の企業と比較すると、Googleは優秀な投資家たちが、非常に大きな投資をしていると言えます。
また、北米・欧州では、地の利を活かして相当に効率の良い投資をしている可能性があります。
私は孫さんの大ファンなので、ソフトバンクGには投資をしていますが、こう見るとやはりGoogleは巨大なライバルであり、彼らにも投資をしておいた方が良いと考えています。
他にもCVCで投資をしている企業はあるので、今後紹介していきたいと思います。
皆さんの投資の参考になれば嬉しいです。
それでは、アロハ!
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