こんにちは、アロハ父さんです。
ソフトバンクグループ孫正義さんの大ファンです。
SBG株を家族で2300株保有しています。
※9月に100株追加しました。
最近また仕事が激務になり、ブログは妻に任せっきりになっていました。
もしこのブログを継続的に読んでくれている人がいるなら、ただ時間がないだけで、元気なのでご心配なく、とお伝えしておきたいと思います。
立場が偉くなったんだよね、給料変わらないのに(笑)
11月12日に我らがSBGの決算発表がありました。
報道されている通り、孫さんは今回から決算発表に登壇せず、しばらく後藤CFOを中心としたメンバーに任せるとのことでした。
これに対して、また以下のような一部報道が。
孫さんのプレゼンが聞けなくなるのは個人的には残念だけど、この退場という表現はまた誤解を生むね。
たしかにビジョンファンドが厳しい状況なのは間違いないのですが、それで孫正義が退場したという表現は孫さんの本質を理解していないのだろうなと思いました。
今回はこの件について、私の意見を書きます。
孫正義は投資家というよりは、あくまで事業家だ
私は、孫さんは投資家というよりは、あくまで事業家だと思っています。
もちろん株式投資への思い入れは相当にあるはずですが。
どういうこと?
専業投資家は株式の売買で利益を上げることが目的であり、投資をやらなくなったら、本当にやることがなくなります。
孫さんの投資事業は、ただの売買ではなく、投資先の会社の価値を上げるための役割があります。それによって世の中の発展を加速させることができます。
現在、ビジョンファンド事業は苦しく、新規投資が止まっていますが、投資先の企業の価値を上げる取り組みはできます。筆頭株主なら、なおさら経営に関与することができます。
その対象がarmです。
armはSBGが完全保有しており、その評価額も非常に大きいです。armの経営に入り込んで、その企業価値を上げることがSBGの企業価値を上げることに直接繋がるといえます。
孫さんは(詳しくは述べてませんでしたが)arm周辺にも関与していると言っていましたが、ここには特に期待したいです。
ソフトバンクは営業が強い会社なので、孫さんの力でarmのビジネスチャンスを拡大して欲しいです。
【経営者としてあるべき姿】孫さんはステークホルダーに対して一番貢献できることを選択した
企業の利害関係者に対して、win-winの関係を継続してもたらすためには、企業の利益を最大化できる経営が必要です。
孫さんは冒頭プレゼンの中で、ステークホルダー(その結果、最終受益者である株主)に最大限貢献できるのは、いまはarmの経営に集中することだと、述べていました。
ご自身の会社の社長を想像してみてください。自分の立場や保身を考えるようなトップではありませんか?
自分が何を言われようが、ここまで株主への貢献を優先して考えられる経営者はいるでしょうか?
投資に失敗して退場した、とか言われていますが、いまは新規投資や売買をするよりも、arm株主としてarmの経営をサポートすることがSBGの株主にとって将来的な利益が大きくなるはず、と判断したに過ぎないと思います。
とてもシンプルな話ですね。
まとめ
SBG決算時のプレゼンに対する報道を受け、孫さんは投資家ではなくあくまでも事業家だ、という考えを述べました。
ただの投資家なら株の売買だけしかできませんが、孫さんは違います。
実際に、いまはarm事業の経営に舵を切っています。
市場の環境が悪いので、投資ではなく特に期待できるarm事業をサポートする方が株主の利益を最大化できるという考えであり、もっと市場から評価されるべき意志決定だと思います。
報道で何を言われようが、SBGの中長期成長を心から大切にしている孫さんらしい判断ですね。
孫さんのプレゼンが株主総会でしか観られないのは残念ですが、armを最大限伸ばしてもらい、上場してスゴいことになった暁には、存分にドヤってくれる日を楽しみにしたいと思います。
それでは、アロハ!
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