こんにちは、アロハ父さんです。
孫正義さんの大ファンです。
家族でSBG株を2200株保有しています。
今年は、ソフトバンクGについて、一般メディアとは異なる「株主の目線」で魅力を伝えていきたいと思います。
今回は、世間的には大苦戦していると思われているビジョンファンドの将来価値について、私がイメージしていることを書きたいと思います。
2040年のビジョンファンドの株式価値は1200兆円以上
私は、 2040年のソフトバンクビジョンファンド(SVF)の、株式価値は1200兆円以上になると考えています。
株主なので楽観的な試算になります笑
まぁ個人ブログなので、大ボラとして捉えていただければ。
出資先企業の数の推移や、平均時価総額の予想成長率から見積もった結果が、下記の表です。
※なお、SVFの投資先各社への、平均出資比率は、15%と仮定しています。
(2021年11月の決算発表資料より(図1)、今後の出資比率はSVF2の持ち分比率を維持するものと想定)
1) ソフトバンクG本体の出資先・関連会社を除いた、SVFの投資先のみ。2010年の新30年ビジョンで発表された「群戦略の同士:5000社」(図2)から、ソフトバンクG本体の投資先・関連会社の約1000社弱を差し引き(2010年時点で約800社)、2040年で4000社と見積もった。
2)2021年時点では、SVFのみの株式価値は10兆円。出資比率をSVF2に合わせて15%と仮定し、10兆円÷400社÷0.15から、出資先の平均時価総額を0.17兆円と算出。以降、出資先の会社の成長率(CAGR)が平均14%を想定した場合、2040年には、出資先企業の平均時価総額は2.05兆円になると予想。
3)各年のSVF出資先企業の数に平均時価総額をかけて、SVFのみの株式価値を算出。2040年には1,230兆円。
ソフトバンクGが、SVF出資先の持ち分比率を15%、出資先企業の数を4000社と仮定した場合、「2040年の株式価値:1230兆円」が成り立つ前提は、出資先の平均時価総額が年平均14%で成長することになります。
年平均14%という数字をどこから持ってきたかについて、次項で説明します。
SVF出資先企業の成長率(CAGR)を14%と仮定する理由
14%というのは、2010年から2020年までの世界時価総額20位の平均成長率です。
左下のグラフは2020年末、右下は2010年末のそれぞれ世界時価総額ランキングです。
2020年末のトップ20位までの平均時価総額(0.81兆ドル)は、2010年末のそれ(0.22兆ドル)の約3.7倍です。
10年で3.7倍だと、CAGR14%になります。
インターネット企業へ覇権が移り変わった10年のCAGRが14%だったので、つぎのAI企業への覇権移行でも少なくともCAGR14%になると想定しました。
低く見積もっても、2040年で362兆円
2021年の出資先の平均時価総額を、0.17兆円(1700億円)と算出していますが、SVF1では評価額が1000億円以上のユニコーン企業にばかり投資しており、平均値を押し上げています。
SVF2以降は、評価額の小さい企業にも投資して分散を図っているため、0.17兆円は過大評価になる可能性があります。
SVF1の1社当たりの出資金額が1055億円なのに対して、SVF2では215億円になっていますしね。
ただ、仮に2021年の出資先の平均評価額が500億円だとしても、そこから年平均成長率14%で成長すれば、2040年のSVFの株式価値は362兆円になります。
これでも十分スゴい数字ですね。
まとめ
上記の計算により、2040年のビジョンファンドの株式価値は1200兆円以上になる可能性があると思っています。
さすがに1200兆円は夢物語すぎない!?
そう感じるのも無理ないんだけど、計算上はこうなっちゃうんだよ。
いまのところ私のなかでは、この夢の数字を明確に否定できるロジックがないので、期待値が高いと判断して、私たち家族の最大投資先をSBGにしています。
気になるところは以下の3点。
1.本当に年平均14%のリターンを出せるのか?
2.1200兆円の株式価値を保有する代償で、借金が膨れ上がらないか?
もしくは投資の資金調達ができずに、4000社に出資できないのではないか?
3.戦略的シナジーグループ5000社(図2)は、SBGの投資先のグループ企業を多く含むのでは?
その場合、SBGが直接出資しない会社を、SBGの保有株式の計算に入れるのはおかしい。
1.に対しては「分からない」という回答になります。
これまでの孫さんの実績からすると十分可能だと思う、という期待になります。
伸びるところ全般に投資するわけですし。
2.についてですが、投資資金の調達はSVFの戦略の肝であり、懐疑的な目で見られる部分でもあるので、今度、私の理解を書いてみようと思います。
3.については、私も5000社には投資先の子会社などが含まれると思っていましたが、SVF2では2年間で200社以上に出資しており、投資ペースがさらに加速しているため、2040年に4000社に直接出資している状態は十分ありえると考えました。
SBGに対しては、いろいろと否定的な意見が見られますが、普通の投資家と孫正義ではレベルが違いすぎるので、気にせず長い目で応援していく所存です。
個人的には、孫さんが公言しているSBGの時価総額:200兆円(2040年)でも十分ですよ。
それでは、アロハ!
コメント