こんにちは、アロハ父さんです。
「孫正義って、昔からスゴかったんだろうか?」
という疑問をお持ちの方に、孫さんがソフトバンクを創業するまでの話をご紹介します。
ちなみに、私は、孫正義社長の大ファンです。
ソフトバンクグループ株を家族で2300株保有しています。
(※先日、100株追加投資しました。)
この記事で、孫さんが本当に伝説級の人間であることを、共感してもらえるとうれしいです。
孫さんが、28歳(ソフトバンクGの売上が120億円程度)のときに、自ら語られた内容の音声記録に感銘を受けて、書いています。
【若いころから伝説級】孫正義がソフトバンクグループを創業するまでの話
学生時代(カリフォルニア大学バークレー校)
とにかく、ずっと勉強づけだったという、学生時代。
孫さんは、経済学部で勉強をする傍ら、 ソフトウェア開発会社の 「Unison World 」を企業。
あくまで副業として。
勉強を犠牲にしてまで仕事はしないと決めて、勉強に明け暮れていたようです。
卒業半年前には、授業料は安くする、無料にするなどの誘い文句付きで、UCバークレー、ハーバード、MIT等、いろいろな大学から、声がかかりました。
しかし、孫さんは、大学にこれ以上いるよりも、早く社会に出ようと決めました。
大学卒業時に、Unizon Worldは、社員20名ほどの会社に成長していましたが、副社長に会社を譲りました。
周囲からは、「君は能力はあるかもしれない、ここまで成功したのだからもったいない。」と止められたそうですが。
孫さんって、経済学部出身なんだね。意外!
今は渡米することは珍しくないけど、40年前で日本の学生がアメリカで起業って、スケールが違い過ぎるでしょ。
帰国~ソフトバンク起業まで
まず、何をやるか?というところから考えたそうです。
うどん屋にしても、何にしても、とにかく1番にならないといけない。
1番になるには、20,30年はかかるだろう。それがどんな事業であったにしろ。
そうすると、どれを選ぶか、これが最初の最も大きな仕事ではなかろうか。
結婚も、仕事も、ずっと抱えていくのだから、よく選ぶ必要がある。
よく調べて、途中で投げださず一生かけてやれる覚悟を決めて、選ばなければならない。
孫さんは、白紙の状態から、一生涯、命かけてやれる仕事というのを絶対条件にしていたんですね。
もし選んだ業種が、たまたま構造不況であった場合、自分に10の能力があって、12の力を発揮したとしても、その効果は5~6くらいしか現れないだろう。
もしその業種が、構造的に伸びるものであった場合、自分に10の能力があって、12の力を発揮したらその効果は20になるだろう。
同じ努力をして結果が4倍も違うなら、これは伸びる業種を選ばなければならない。
ここが最重要。「孫の二乗の兵法」の”流”でも語られていました。
「間違っても斜陽産業を選んではいけない!!」と。
他にも事業の条件として、10数個の条件を並べ立てました。
✔ 自分自身がやる気を感じること
✔ 小さな資本でスタートできること
✔ あまりにも強力な競争相手がいないこと
✔ 社会性がある仕事(もしそうでないと法律で切られる) …など
当たり前の条件のようだけど、孫さんが頭がちぎれるほど考えている内容だから、一つ一つは深いんだろうなぁ。。
その結果、40ほどの新規事業を考え、徹底的に市場調査したんだよ。
これは脳の使い分け。
片方の脳で、考えた事業を論理的に組み立て、もう片方では新しい事業がないか考えた。
社員2人とアルバイト1人の合計4名で、「孫正義が何をやるべきか考える会社」をやった。
毎日8時半に出社し、毎日夜中の1時まで仕事。
一種の調査会社のようなもの。
これを他社のためではなく、自分自身のためにやった。
それほど土俵選びが重要な仕事だと感じていた。
売上無し、経費は垂れ流し。
期限も設定したわけではない。
ただし、納得いくまでやる。
社員からは、「いつになったら始めるんですか?社長、ご決断を」と急かされたそうです。
お金も、日本に持ってきた分は底を突いていて、その頃、赤ちゃんも生まれました。
奥さんも「大丈夫なの?」と心配していましたが・・・
大丈夫じゃない。まだ決まってないんだから大丈夫じゃない。
ただ、一旦決めたら私はとことんやるんだ、決まったら大丈夫だ。
その時はちゃんと言うから大人しく待っとれ。
今は深く静かに熟考すべき時なんだ。
それを見守る奥さんは、心底、孫さんを信じていたんだろうな。
このまま沈みっぱなしではないか、と自分自身も心配したが、ついに決心した。
それが、今のソフトバンクG。
決心してからは、もう迷うことはない。すでにびしっと計画ができている。
✔ 1年目の売上、2年目の売上、アメリカの市場は?
✔ 競争相手の状況は?
✔ 自分自身のウリは?
✔ 予想損益表
✔ プロダクトミックス
✔ それを支える外部資料
自分が疑問に思っていたことは、全部わかっている。
一気にスタートダッシュを切った。
PDCAの”P”がいかに大事かを如実に示す良い例だと思います。
1年半も利益を出さずに事業計画を練ったこと、そして孫さんの実行力があれば、スタートした後の伸びは抜群ですね。
まとめ
いかがでしょうか?
これが孫さんが28歳の時に講演で語った内容です。
今の日本にこんな人間はいないと思います。まさに生ける伝説。
私が知っているのはここまでですが、この話にはまだまだ続きがあります。
生の音声で聞くと、ますます凄みがあるので、興味がある方はぜひ。
このような人間性を知ると、ますますソフトバンクグループに投資したくなるなぁ。
ここまで読んで、もっと孫さんのことを知りたくなったかたは、こちらの記事も読んでみてください。
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それでは、アロハ!
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