SBG 孫正義の経営指針 「孫の二乗の兵法」 理念編を詳細解説

孫正義の考え方
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは、アロハ父さんです。

前回、孫の二乗の兵法の概要についてご紹介しました。

今回から具体的な内容に入ります。まずは5行のうち最も大切な1行目「理念」の項目についてご紹介します。

※基本的には孫さんの語り言葉を記載しますが、一部私のコメントも入れます。

スポンサーリンク

「道・天・地・将・法」は戦いに勝つための条件

1行目の「道・天・地・将・法」、これは戦いに勝つための条件(孫子の兵法より)になります。

情報革命で人々を幸せに。

これは孫さんがソフトバンクを創業したときの企業理念そのものです。
ソフトバンクグループはこれを達成するために存在しています。

アロハ父さん
アロハ父さん

孫さんが事あるごとに語っていますね。

天の時、タイミングのこと

我々は、情報ビックバン、マイクロプロセッサ、インターネットが生まれた絶好のタイミングに生を受けました。

人類史上で大きな革命はこれまで3つありました。
農業革命 → 工業革命 → 情報革命

この中でも情報革命が最も大きな革命です。

我々はこの時代に産まれた、これが既に天の時を得たと言えます。

ソフトバンクグループの「情報革命で人々を幸せに」という”道”は、この時代でこそ達成できると言えます。

また、孫さんは講義の中で、
✔ あれだけ才覚の優れた松下幸之助も産まれたときが悪かった
✔ もし彼が我々の時代に産まれていたら立派な競合相手だっただろう
✔ 家電をやるには良い時代だったが、所詮は家電で大きな革命ではない
と述べています。

アロハ父さん
アロハ父さん

あの松下幸之助のことを”もったいない”のように表現する孫さん恐るべし。

地の利

ソフトバンクグループは地の利を得ているのか、答えはYesです。

15年前、インターネットの人口はアメリカが50%、アジアは19%でした。これからはアジア人が50%、アメリカ人が12%とインターネットの中心はアジアに移動します。

これまではユーザーが英語圏だったため、アメリカ企業に地の利があったと言えます。

しかし、これからは中国はじめアジアが伸びてくる、SBGは既にアリババを始め、多くのアジアの有望企業に投資をしており、まさに地の利を得ていることになります。

孫社長
孫社長

天の時を得て、地の利を得たならば、これはやらなきゃリーダー失格だ!

優れた将を得ること

大きな戦い、革命を起こすときには優れた将が必要。
大将はもちろんのこと、それぞれの軍団を率いる将も重要です。

最低でも10人、自分の身を犠牲にしてでも大将のために尽くせる部下を持てるか、これが大きな山を登れるか重要な分かれ目になるでしょう。

アロハ父さん
アロハ父さん

SBGの将はどうなんだろう??以下の感じかな。

SBGには本物の大将(孫さん)がいますね。

そしてその下には、 マルセロ・クラウレ氏、ラジーブ・ミスラ氏、佐護勝紀氏の副社長3人をはじめ、次代を担う優秀な将が多くいます。
佐藤氏はゴールドマンサックスの副社長まで務めた人物です。

方法、法則の法です。ビジネスモデル、プラットフォームも含まれます。

ビジネスにおいてはまぐれ当たりの果実は続きません。

根性も続きません。

仕組みを作って、法則を作らないと大きな組織は続けられない。

ものごとをシステマティックに考える、そうでないとスケールアップできない。

上記を達成するためにどのような仕組みを作るか、成功率を上げていく仕組みが必要になります。

スポンサーリンク

所感

いかがでしょうか?
自分が働いている会社には、このような戦いに勝つための条件は揃っているでしょうか?

当たり前のことを言っているようですが、少なくとも日本では、リーダーがこれらを意識し、実戦できている会社は非常に少ないと思います。

だからこそソフトバンクグループは日本では非常に強い会社なのでしょうね。

2行目の「ビジョン」もお楽しみください。

それでは、アロハ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました