こんにちは、アロハ父さんです。
将の心得編に引き続き、今回は最後の5行目「戦術」についてご紹介します。講義の時間がなくなってしまい、あっさりとした説明になってしまいましたが、最後の「海」は孫社長オリジナルです。
「風・林・火・山・海」は戦のやり方
「風・林・火・山・海」は戦のやり方になります。非常にあっさりとした説明になっていますが、風林火山は超有名のため、もし知らなければすぐにネットで調べなさいとのことです。
風
やるときは素早く
林
静かに動く。水面下の交渉。
ヤフーJAPANとGoogleの提携(2010年)、気付いていた人はいますか? これは極秘で半年以上交渉していた。
AppleのIphoneについては、6年前から静かに交渉開始して独占販売権を得た。
やるときは深く、静かに。超極秘で、情報コントロールが重要。
競合を出し抜いて、最終的に勝負に勝つには極秘で進めることは重要ですね
火
動く時は火のように。
何が何でも革命的にやらなければならないときがある。
山
動かないときは山のように微動だにしない。
ソフトバンクの事業領域は一貫して情報産業である。
海
海のように、すべてを飲み込んだ平和な状態までもっていって初めて戦いは終結する。
そのままにしておくとまた戦いが勃発する。
所感
風林火山は有名な言葉ですが、これに孫さんオリジナルの「海」を加えた戦術編でした。情報革命を達成した後、「海」の状態にもっていく意味は、ソフトバンクの軍団が覇権を握り、もう誰も立ち向かっていかないような状況でしょうか。株主としては応援したくなりますね。
さて、これで「孫の二乗の兵法」の解説は終わりになります。いかがでしたでしょうか?
孫さんやソフトバンクグループの事業への理解が深まったことはもちろんのこと、これらの言葉は今後私たち自身が生きていくうえでも指針となる、哲学的な内容だと思います。
私は私自身が書いたこのブログを見返して、日々の生活の中で”孫正義ならどうするか”という視点を持って過ごしていきたいと考えています。
動画を見る方が臨場感は伝わりますが、2時間半もあり、何度もブログを見返してもらった方が早いですよ
今後も孫さんの記事は書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
アロハ!
コメント