こんにちは、アロハ父さんです。
主にソフトバンクGに投資をしていますが、最近バリュー投資を勉強中です。
以前、モアナ母さんが「女性だけの30分健康体操教室 」で知られるカーブスHDへの投資について記事を書きましたが、今回は私の視点でなぜこの会社に投資をしたのか紹介したいと思います。
【カーブスHDへの投資】きっかけは柳下さんのツイート
バリュー投資家の柳下さんをフォローしているのですが、この何気ないツイートが目にとまり、カーブスに興味を持ちました。
カーブス?
ビジネスモデルが素晴らしい?
ということで、私なりに調べることにしました。
出店数・会員数・退会率の推移が素晴らしい
コシダカHDの事業から2020年にスピンオフしたため、過去の業績については、コシダカHDのサイトから持ってきました。
店舗数の推移
日本に2,000店もあるのか。
10年で2.5倍の伸びなので、素晴らしいですね。
★会員数の推移
シニアの女性だけで、会員が80万人はスゴい浸透率ですね。
コロナの影響で休会も含めると60万人まで会員が減っていますが、日本ではすでに、会員が戻ってきつつあります。
★退会率
ここはまさにサービス(製品)の努力の成果だと思います。
退会率が減り、店舗を増やして新規会員数が増えるならば、会員数は大きく飛躍していきますね。
フランチャイズのビジネスモデル
カーブスはフランチャイズ方式(FC)です。
インストラクターやオーナーになりたい人が、カーブスの看板を使って商売が出来る代わりに、カーブス本体は売上の一部を受け取ります。
基本的には、FC店がみずから初期費用(2,000万円)をかけて店舗をオープンするため、店舗を拡大したときにカーブス本体での財務への負担は小さいです。
一方で、FC店が利益を上げられないと、カーブスHD本体が受け取る金額も小さくなるので、カーブスとFC店がWin-Winの関係を築くことが重要であり、その点はカーブス本体の指導によって成果を上げているのだと理解しています。
その証拠がこれ。
さきほど店舗数は10年で2.5倍と言いましたが、FC店の売上は3.5倍になっています。
FC点が儲かることで、出店したい良質なインストラクターが増え、その結果、カーブス本体の業績も伸びていく、という好循環が生まれるのだと思います。
実際にカーブスの営業利益もコロナ前までは伸びていましたね。
ターゲットは今後の確実な成長市場
私たちは、将来のハイテク・AIが成長市場のド真ん中だと信じているため、ソフトバンクGはじめ、Amazonやアリババ、Nvidiaなどに投資をしています。
一方で、世の中の流れとしてどうしても止められないのが、高齢化です。
これは、日本だけでなく、世界の先進国では大きな問題になっています。
カーブスHDは、シニアを顧客ターゲットにしており、この人たちがどんどんカーブスに入って、カーブスがコミュニティインフラになることで、さらに会員が増えていくというエコシステムを築こうとしています。
このビジネスはコミュニケーションが大きなテーマになるので、AIは入って来づらく、いきなりビジネスが崩壊させられるリスクは小さいかなと思います。
AI普及によるハイテク市場の爆発的な成長がある一方、このようなニッチな市場で確実に成長していく優良企業を見つけるのも楽しいです。
海外まで穫れると青天井
カーブスの成長戦略の中に、海外展開があります。
高齢人口の増加は日本だけでなく、多くの世界各国で共通の事象だと思います。
コミュニケーションに関する日本で培った質の高いサービスは、世界で通用すると考えています。
2025年時点で上記の目標を達成できていれば、売上・利益ともに大きく伸びているでしょう。
コロナで苦戦し、株価は暴落中
う~ん、厳しいですね、、、
この会社は、長期の借入額が結構大きいので、会員数が戻ってこないと、苦しい状況が続きそうです。
決算を受けて、株価は最大20%近く暴落しました。
(私たちも9.5%の含み損)
一方、Twitterを見ていると、そこまで悲観する必要もないのかなと感じています。
Twitterを見てると、入会しました、と投稿している人をちらほら見かけます。
これからコロナ第3波が来る可能性もあり、会員数の推移を注視していきたいと思います。
こんな時だからこそ、ウィルスに負けないように免疫力を高め、体力をつけることが重要で、カーブスに活気が戻ってくることを願います!
それでは、アロハ!
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