こんにちは、モアナ母さんです。
産休中でも、育休中でも、金曜日夜は楽しいですね♪
先週末も楽しくお酒を飲めました。
ところで、我が家が保有しているアリババ株は、アントグループの上場延期を発端に、昨年から含み損をかかえたまま。
アリババ株、すでに20%以上の含み損なんだけど、大丈夫かなぁ?
独禁法違反で、過去最大の罰金っていうニュースもあったし。
しばらく売るつもりはないね!絶対とは言わないけど、アリババを含めた中国株は10年は放置して問題ないと思っている。
と言う夫の話を、博識でない私のために、備忘録として残させてください。
アリババは売らない!中国の戦略を饒舌に話す夫の話に納得した件
2021年3月12日金曜日。マハロ家の夫婦飲み会にて。
中国の戦略(1)共産党が絶対であることを示す
確かにリスクはあるよ。ただ、これは習近平の、「中国の共産党が絶対」と示すための戦略だと思うんだよね。
どういうこと?
アントグループがヤバイんだよ。共産党は国民の情報を握っているアントを恐れているから、先手打ってるんだと思うよ。
アリペイを使うことで、アントはそんなに情報を得られるの?
モバイル決済だと、アプリを通じてユーザーが利用する同グループのECやリアル店舗、銀行ローン、金融商品の販売、信用スコアなどが位置情報も踏まえて把握される。
クレジットカードなんかよりよっぽど凄くて、共産党でも知り得ない国民の全ての情報や、それを得る技術を握っていることになる。それは政府にとって恐いよね。
だから、共産党は、企業に制裁を加えることで、自分らの力を知らしめたいんだよ、お前らのことはいつでも潰せるぞ、強いのは中国共産党なんだ、ってね。
国民の情報を持っていれば、今ならAIも駆使して、最悪の場合、国民を操作して共産党を潰しに掛かったりもできるってことか。
その意味では、テンセントの We Chatペイだって金融規制の対象になりうるよね。
ぜんぜん有り得るでしょ。
中国の戦略(2)中国企業の成長を促す
でも、アリババへの措置は比較的軽度で済みそうで、当局はアリババをつぶしたいとは考えていないと言ってるよ。
国だって、中国企業の成長を阻害したいとは思っていないでしょ。共産党が繁栄するには、国の経済が栄える必要がある。
今回だって、独占的なビジネスを許してしまうと、成長が鈍化することを懸念してのことだと思う。
たしかに、事業の独占は競争原理が働かないよね。
中長期で見たら、競争がなくなってしまうことで、アメリカに勝てなくなる。中国は、国の絶対的強さを知らしめながら、中国企業に健全な競争をさせて、世界トップを目指したいんだと思うよ。
なるほど!!
そんなに奇をてらった考えではなく、これは一般的な理解じゃない?
「もし自分が習近平氏だったら、どうするか!?」と考えたら、当たり前だと思うけどね。
中国株は基本的にバイアンドホールドで問題ないという結論
中国経済は、2028年にも米国を超えると言われています。
世界が中国なくして立ちゆかなくなる可能性も。
短期的には、当局の介入で、アリババだけじゃなく、他の中国株も不安定になるかもしれないけど、しばらく眠らせておいて大丈夫だと思う!
納得。
この話をしながら、飲み過ぎちゃった上に、ポテチを2袋も開けちゃったよ~。
旦那が意外と思慮深いと思った金曜日夜でした。
中国の戦略は考えてみれば、当たり前なんですかね・・・
それでは、アロハ~♪
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