こんにちは、アロハ父さんです。
先日、「ソフトバンクGが割安な理由」を説明しましたが、妻からビジョンファンドについてもう少し深く知りたいとリクエストされました。
今回の記事では、なぜソフトバンクビジョンファンドというビジネスモデルが優れているのか、私の考え説明します。
それではどうぞ。
ソフトバンクビジョンファンド(SVF)が大成功する3つの理由
重要なポイントは以下になります。
① AIはすべての産業を再定義する
② 天才達が世の中を変える
③ 群戦略で投資先が有利になる
それぞれ見ていきますね。
AIはすべての産業を再定義する
2000年初頭から始まったインターネット革命は、主に広告と小売りのビジネスを革新した
GoogleやAmazonのビジネスで、インターネットによって革新されやすい分野と言えますね。
それに対して、AIは、産業を問わずに活躍の場が広がっていると言えます。
「ゴールを定義すれば、ビッグデータを集め、自ら最適解を導いていく」のが機械学習であり、これは特定の産業ではなく、すべての産業に通じる仕事のやり方だと思います。
AIがすべての産業を再定義するのであれば、自分たちのビジネスに関連ある分野だけでなく、ソフトバンクビジョンファンドのように、交通・物流・医療・金融・不動産・コンシューマサービスといったすべての産業に投資していくのが合理的だと言えます。
ちなみに、GAFAの時価総額を見ると、インターネット革命は非常に大きいモノに感じますが、広告と小売りで米国GDPの7%にしかなりません。
AI革命によって、残った93%の各市場のトップ企業が、いまのGAFA並の時価総額になるとすると、恐ろしい経済規模になりますね。
天才達が世の中を変える
シン・ニホンの著者:安宅和人さんと、メディアアーティスト:落合陽一さんの対談をご覧下さい。
(クリックすると、当該部分に飛びます)
AIの登場によって、変化は格段に速くなると思います。
そして既に、天才達が驚くべきスピードで、一気に世の中を変えていく時代になっているでしょう。
孫さんは、この点からCEOを重視し、以下のようなスライドを出したのだと思います。
たまに失敗もありますが、優秀なCEOに早期に投資していく戦略も合理的だと感じています。
群戦略によって投資先が有利になる
この画像は20年以上前に孫さんがプレゼンしたときのモノです。
AI群戦略という言葉は最近よく聞きますが、孫さんは創業当初の間もないこと頃から、ソフトバンクが300年成長し続けるために「狙って」群戦略の構えを構築してきました。
ソフトバンクが指揮を執ることで、出資先の企業が協調してシナジーを出し、勝手に成長していくのが孫さんの説明です。
優秀な経営者どうしだからこそ、シナジーに大きな効果がだせるのでしょう
ソフトバンクに出資されてファミリーに入った場合、そのAI新興企業は金銭的にも環境的にも競合よりも優位に立つと思われます。
ソフトバンクファミリーには入れなかった新興企業は駆逐され、結果としてソフトバンクのNAV(株主価値)がさらに上がっていくことになると予想しています。
まとめ
今回、ソフトバンクビジョンファンドが大成功する3つの理由について個人的な考えを説明しました。
孫さんのことなので、もっと深い考えがあると思いますが、私はこの3つのポイントによって、ビジョンファンドは大成功すると革新しています。
これからもソフトバンクグループの株は売らずに応援していきたいと思います。
それでは、アロハ!
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