こんにちは、アロハ父さんです。
新型コロナウィルスによる活動制限によって、食糧供給に影響が出る可能性が指摘されています。
世界有数の穀物生産国であるインドやロシアは、国内の備蓄を増やすため、という理由で輸出の制限を発表しています。
コロナウィルスを早期に収束できない場合、世界の輸入国の食糧不足が大きな問題になるケースを想定したほうが良いかもしれません。
現在、FRBや日銀、政府による大量の通貨流通がなされていますが、これによるインフレが発生することはほぼ確実で、悪いケースとしてはインフレを起こしたまま景気後退が起こる可能性があります(=スタグフレーション)。
そうすると、現金貯蓄タイプの人は勿論のこと、株式投資をしている人も資産価値を減らすことになりますが、私たちは、スタグフレーションが発生しても、最悪資産を減らさないような防御的な投資もしなければならないと考えています。
今回は、コロナウィルスでの急激なインフレの原因になり得る「食物」に予め投資をしておくことを検討したので、紹介します。
コロナウィルスによる食糧危機に備えた投資を検討
なぜ食物なのか、と言う点は前述したとおりで、通貨の大量発行による現金価値の暴落に重ねて、食料の共有不足というダブルパンチで、特に食物の値段が大きくあがる可能性を考えているためです。
国民の生活にとっては、これが一番苦しいかもね。
日に日に食料の値段が上がると、目も当てられない惨劇に。
食物の値段が上がるのであれば、その生産者に予めベットしておくのが自然かと。
(あくまで資産の防衛手段です。長期投資の対象ではありません)
では、食物の何に投資すれば良いでしょうか?
食物のETFの値動きは?
食糧不足になると、生産者が儲かるように思います。
世界的に需要が逼迫するので、小麦ETF(WEAT, 1695)や穀物ETF(CORN, 1688)などが良いかもしれません。
上記は、小麦と穀物ETFの株価です。
2020年4月6日にロシアが輸出管理をするという報道で急騰しました。
このようなニュースが出るたび、また本当に実行されると、今後さらに上がっていく可能性があるのではないかと思います。
食糧輸入国の生産関連の株価が上がるのでは?
たしかに、小麦や大豆の価格自体は上がるかもしれません。
しかしながら、個人的な考えとしては、輸入国(=食料不足になる国)の生産関連銘柄の方が上がるのではないかと思っています。
なぜんら、普段輸入に頼っている国では、生産関連会社の利益は低く抑えられている状況ですが、輸入量が減少すると、生産量と価格upのダブルメリットにより、利益が大きく増大するためです。
そして、日本は食糧自給率が40%程度と、多くを輸入に頼っている国です。
そのため、もし食糧危機が起きるなら狙いは日本の食料生産関連の銘柄と推測できます。
上記は品目別の日本の食糧自給率です。
自給率が50%を切っているのは、小麦、大豆、果実、牛肉、砂糖、油脂類です。
これらの価格が高騰する可能性があるということになります。
小麦、大豆、などの生産会社の銘柄ってあるの?
小麦、大豆ともに生産者に投資するのは難しいようです。
(探しきれていないかもですが、上場企業に見当たらない。)
そうすると、農業生産をサポートする事業が投資対象としては良いのかもしれません。
- 種苗・肥料
- 農薬・農機具・植物工場等の生産資材
- 農産物の流通
ようやく結論にたどり着いた。。。
このあと、どこが優良企業なのか、もう少し調べます。
まとめ
各国が食物の輸出規制に乗り出すと、輸入国である日本が食糧危機に陥る可能性があります。
その場合に、資産を増やす方法として、国内の農業生産関連銘柄が良いのでは?という結論になりました。
なかなか勉強してこなかった分野なので、また調べなければならないですが、本当に食糧危機になるのか?という点と併せて、優良銘柄を探してみたいと思います。
それでは、アロハ!
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