こんにちは、アロハ父さんです。
孫正義さんの大ファンです。
家族でSBG株を2200株保有しています。
2022年5月12日にソフトバンクグループの決算発表がありました。
1.7兆円の純損失とのことです。
SBGのことを少しでも知っている方ならば、この数字自体にはあまり意味が無く、NAVとLTVの数字をみて経営状態を把握するのが良いと分かると思います。
とは言え、苦しいのは事実。
孫さんもプレゼンの中で「今は徹底的に守りを固める」と言っていました。
私は、「逆にこの下落相場で買うことが将来の爆益のチャンスでは?」と思っていたのですが、今回それが不必要な疑念であることが分かりました。
下落相場でウォーレン・バフェットは積極的に買い向かっているが…
ウォーレン・バフェットは、この下落相場で、これまで温存してきた莫大なキャッシュを使い、今年に入って5兆円という巨額投資を実行しています。
一方で、孫さんは投資を減らすと言いました。
株式市場が大きく下がったときはチャンスをと捉えるべきと思ったけど…
私は、今こそ攻めるべきときではないか?
なのに、攻めないということは、SBGはNAVの減少とLTVの増大によって、攻める資金がないのか?
もったいないなぁと感じていました。
【重要】未上場企業の評価額は、上場企業に対して1~2年遅れる!
孫さんは、プレゼンの中で、こんな趣旨の説明をしました。
「上場企業の時価は毎日洗い替えがおこなわれるが、未上場企業にはそれがない。」
「そのため、未上場企業の創業者は、株式市場が好調だったときの評価額のイメージを持ち続けて、投資家と出資額・比率の交渉をする。」
未上場企業の評価額は、上場企業のそれに対して1~2年遅れる。
その動画(クリックしたら該当箇所から始まります。)と、海外の投資家向けの質疑応答を付けておきます。(ZUZUさん、いつもありがとうございます!)
【結論】今は守りを固めて、キャッシュ積み増し→1~2年後に備える
上述の説明を図にすると、以下のようなイメージになると思います。
【現在】上場企業は大きく下落したが、未上場企業の評価額は未だ高い
【(上場企業の評価額が底を打ってから)1、2年後】未上場企業への最大の投資チャンス!
つまり、いまは未上場企業への投資タイミングではなく、今は新規投資を抑制する。その間に、投資先からの配当収入によって、キャッシュを積み増し、後の最大のチャンスに備える。
という戦略ですね。
私はSBGは今こそ買い向かうときだと思っていましたが、この説明を聞いて、納得しました。
株主として孫さんたち経営者の戦略を支持します!
結局、孫さんがやることは応援するんでしょ?
まとめ
2022年3月期 決算説明会における「今は徹底的に守りを固める」の真意について、私の理解を説明しました。
新規投資を抑え、守っていることは、今後の最大のチャンスに備えた戦略だと考えます。
未上場企業への投資環境についての理解は浅いので、もし間違っていたら、ご指摘いただけるとうれしいです。
経営指標的には苦しい状況は続きますが、今後もSBGのことは長期的に応援していきたいと思います。
それでは、アロハ!
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