こんにちは、アロハ父さんです。
現在、スルスルと株価が上がっていますが、実体経済に伴わない上昇であり、いつかはじけると思っています。
2番底を待っている状況ですが、このバブルのような相場が1年くらい継続してしまうと、大きな機会損失になる可能性もあります。
しかし、今回のコロナショックによる経済へのダメージは、リーマンを超えるという声明をIMFも出しており、大きな暴落局面が来るのは間違いないと思われます。
来年くらいですかね?
私たちの家庭では、以下のポートフォリオになるように投資を進めていますが、ほぼ間違いなく訪れる暴落に対して有利なアセットも入れておいた方が良いのではないか、という議論をしています。
今回は、その内容を紹介します。
コロナショックによる大不況間近!株価暴落とは反対に上がる資産は?
まず、今回訪れる不況の種類について考察をしたのが、以前投稿した以下の記事です。
私たちが予想しているのは、インフレと景気後退が同時に訪れる世界的なスタグフレーションです。
スタグフレーションに有利な資産3選
金(Gold)、食物などのコモディティ
インフレは、モノの価値が上がります。
モノの価値が上がる場合は、金、食物の先物ETF、原油ETFなどのモノへの投資が有利になります。
1973年のオイルショックのときは、原油の供給不足となったことで急激な原油高となりスタグフレーションとなりました。
今回、オイル不足にはならないかもしれませんが、食物不足になる可能性はあります。
コロナウィルスの蔓延が続き、食物の生産不足からの供給不足に加えて、各国政府が実施している通貨の大量供給によって、急激な価格上昇があるかもしれません。
私たちは金のETF(SPDR)を資産の10%ほど所有する予定ですが、食物関連の投資にも張っておくのもアリかな、と考えています。
食物関連の投資ってなんだろう?先物ETFは難しそうだし、食物の生産元の会社への投資って、いままで検討していなかったわ。
これから勉強だね。優良な食品生産の会社を見つけよう!
インフレを価格に転嫁しやすい事業(=必需品)の株式
インフレになるとモノの価格があがります。
収入の増えない人々にとっては苦しい日々になりますが、それでも生活や生産活動に必要なモノは買わないといけません。
つまり価格に転嫁しやすい事業であれば、スタグフレーションになっても価格を上げられ、事業への悪影響を抑制できます。
人々の生活に必要なモノと言えば、食料品、医薬品、トイレタリー用品、鉄道などかな。
不動産
現金に対して、不動産価格も上がると思います。
私たちの5500万円のマンションも、すごい価格上がったりしないかな?ピーク値で一回売って、元に戻ったときに買い直すのもあり?
いやいや、売ったら賃貸に引っ越すの?
現実になったら考えましょ。
インフレ環境下では、金利を引き上げますので、ローンを変動金利で組んでいる人は要注意ですね。
スタグフレーションに不利な資産3選
現金
現金を大量にもっているのは明らかにリスクですね。
1か月前に変えていた車が、今月はもう買えないレベルまで値上がりしている、ということもあり得るので。
お金の価値がどんどん下がってしまう。
債券
これも、持っていてもどうしようもないですね。
価値がどんどん下がり続けるお金を受け取っても、何も買えないという状況になり得ます。
私たちはバランス型のインデックスファンドも一時検討しましたが、債権が含まれていたので、やめました。
そもそも国がインフレを目指している中で、債権を持ってはいけないでしょ、と。
景気循環型の会社の株式
不景気になったときに、一緒に業績が落ちる会社の株価は下がるでしょう。
具体的には、紙パルプ・化学・鉄鋼などの素材関連メーカーや工作機械の製造を手掛けるメーカーの株式のこと。景気の動向に思いっきり左右されます。
また、GoogleやFacebookなどの広告収入に依存するビジネスモデルも景気循環型と言えます。そのため私たちの投資しているGoogleも成長力が落ちるかもしれません。
一方でGoogleの成長分野はクラウドビジネスだと考えており、広告収入が落ち込んでも挽回できると考えています。
長期で落ち込んでしまうと苦しいかもですが、世界のどの組織よりもデータ量とグローバルネットワークを持っているので、新しいビジネスも生み出せるでしょう。
まとめ
スタグフレーションでも資産価値を上昇させるアセットの保有を検討中です。
候補としては金(Gold)、インフレに対応しやすい生活必需品の株式、不動産が有利と考えています。
(住居としての)不動産は持っているので、あとは金と株式で、リスクヘッジのポートフォリオを検討していくつもりです。
まだまだ勉強。。
それでは、アロハ!
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